Vegan Friendly Baking ヴィーガンケーキとアクリルトッパー

Birthday Vegan Cake

閑話休題。お仕事ではありませんが、趣味のヴィーガンベーキングとアクリルケーキトッパー作りについて少し。

昨日は、主人の誕生日でした。今年はお互いに節目の年です。人生のいろんな楽しみを教えてもらってます。
彼自身のみならず、魅力的な友人・知人が多い人です。

彼の友人の中にはヴィーガンというライフスタイルを選んでいる人もいます。私が最初にそういうライフスタイルがあるのを知ったのは10年-15年くらい前だと思います。どういう文化背景なのか知るとがぜん興味が湧いてきました。
ダイエットとかとはまたちょっと違う菜食志向。私の周りのヴィーガンの人は、他人に同じ行動を強要しません。ただそれを選んでいます。(強制されたことないし、お肉食べるのを批判されたこともないし。)

最初は「えー、お肉美味しいのに!?」って思い、「革製品も使わないですって!!バッグや靴はどうするの!!」って二度びっくりし、しばらくして「なるほどー!」と思い、でも待てよ、「でも暮らしにくくない?」と思い、今は、「おっ。ヴィーガンなんだね!それもいいね!」って思っています。

ヴィーガンの人は食事以外も選択肢が狭そうです。でもある時に、そいういう選択ができること自体が、豊かに生きてる証だなと思いました。

多様なライフスタイルがある事を知っていて、選んで生きてるから、豊かだなって。

どの分野でも、いろんな考えがあっていろんな人がいて、自分が正しいと思うことを生活の中で実現したい。でも他の人にとってはそんなのどーでもいいことで他の分野で大事にしてることがあるかもしれない。限られた人生で優先事項は人によって違うし。そもそも環境や状況的に難しいこともある。

よね。

と思いつつ、私に関して言えば、卵もバターも使わないでケーキやクッキー作るなんてシバリが多くて面白い。という理由で趣味でヴィーガンベーキングをしています。

それと、甘いもの好きだしみんなで同じものを食べるのって楽しい。という、単細胞な理由で作ってます。アレルギー対応品みたいに厳格にコンタミネーション管理はできないけど、お家でできて、がっつり甘くて幸せになるようなのを作れたら楽しい。

あと、作ったの食べてもらう事でちょっと仲良くなれるみたいな、そういう恩恵もある。あ、これは、ヴィーガンに限った話ではありませんでした(笑)

そんなわけで、前置きがまた長くなりました。これ系の話をする時はだいたい長くなりすみませんです…。なぜだ…。まぁいろいろ砂糖細工にしろヴィーガンにしろ自分に矛盾も感じつつだからエクスキューズが入ってしまうんだと思います…。

では、とても簡単で、家にありそうなもので作る私の中で一番ベーシックなレシピです。もし興味があったら作ってみてください。

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ヴィーガンフレンドリー スポンジケーキ
7号 1台分 (写真は2台焼いて、半分スライスしたものを1.5台分使いました)

オーブン180度 余熱
7号ケーキ型に敷き紙を敷いて準備

A)
豆乳 250cc
酢(あればリンゴ酢) 大さじ1
-> 合わせてかき混ぜて、少し凝固させときます。

B)[粉グループ]
小麦粉 185g
砂糖 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 小さじ1/2
-> 合わせて、ホイッパーで良く混ぜて空気を含ませておきます。

C)[液体グループ]
油 85cc
水 60cc
レモン汁 大さじ1
バニラオイル 適量
-> 全部合わせて混ぜておきます。

A)に、C)を混ぜて、B)に加えてホイッパーでぐるぐる混ぜたら、生地作り完了!型に流して35分焼きます。

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酢は豆乳を凝固させるために入れます。焼いてる間にツンとする匂いは飛びます。
もしあれば、アーモンドフレーバーも入れると美味しいけどあんまりスーパーで買えないですね。あれば、という感じで。
バニラオイルはもちろんバニラエクストラクトでも。そのときは大さじ1で。
お砂糖は、グラニュー糖でいいと思います。私はグラニュー糖と細かいビート糖(=甜菜糖)を半分ずつ。
油は、クセがないものならなんでも。今回は米油というのを使いました。グレープシードオイルとか、なたね油もいいと思います。フツーのキャノーラ油でも。

小麦粉も普通の薄力粉で。私は製菓材料店のドルチェっていうのをいつも買ってるんですが、なければスーパーの薄力粉で問題なしです。

ちゃんと余熱しておけば、ちゃんと膨らみます。きっちり余熱、古いベーキングパウダーは使わないこと、液体グループと粉グループを混ぜたら速攻でオーブンへ。コツはこれだけです。一気にベーキングパウダーが反応してふわっと焼けます。

ベーキングパウダーはアルミフリーのものがいいかもだけど、それも手に入りやすさとこだわりの兼ね合いで(^-^)

クリームは今は簡単に完全植物性のクリームが買えますのでそれを使いました。箱のレシピ通りにホイップすればOK。今回はアルコールを飛ばしたグランマニエで香りづけしました。
季節的にダークチェリーが美味しいので、トップはフレッシュなダークチェリーにしました。フィリングは缶で。柔らかく切りやすく美味しいです。イチゴの季節はイチゴで作って最高です。

Birthday Vegan Cake

トッパーは、以前から渋谷のFabCafe使って作っています。指定の通りに設定したイラストレーターのデータと素材を持ち込めばレーザーカッターで切ってくれます。FabCafeができた当初から行って作ってて、頻繁に行ってたときもあり、今回は久しぶりに行きましたが、広くなったし、好きなの作れるしこちらも最高です。
そのものズバリでケーキトッパー作りのメニューもできてて、どんどんサービスが良くなってました。
今は店内のiPadでもデザインができるようです。

ここではカットの操作はお店の人にやってもらえます。レーザーカットのサービスが始まった当初は正直、お互い慣れてなくて、あったら便利なものも分かってなくて、切った後のアクリル端材はあっちゃこっちゃにポロポロ落ちまくるし、指紋つきまくり。テープありますか?定規ありますか?はさみありますか?あちこち探すみたいな。レーザーの強さも弱い時あったり切れてなかったり。この切れてないとこ割っちゃおうかとか。

今回は切ってもらってる途中で他の連絡で慌てちゃって、慌ててるうちに完璧にカットされ終わったものをすっとテーブルに持ってきてもらえました。カラーモード間違ってたデータも直してくれたし、親切で楽チンでとても良かったので書いてみました。

新しいコンセプトのサービスを作って、実際に稼働させながら試行錯誤して洗練させてくような、こういうやり方って格好良くっていいなぁと思ってます。

FabCafe Tokyo

それから池尻IIDのPTAではセルフでカットさせてもらえました。データが作れて、レーザーカッターの操作ができればこちらも便利。

pta | IID 世田谷ものづくり学校

Birthday Topper

アクリル材は3mmがおすすめです。東急ハンズで買えます。アクリル板にはキャストと押し出しというのがありますがレーザーカットのときはあんまり考えなくていいみたい。

….と、前半で力を使って後半がざっくりし過ぎ&言いたいこと多すぎ感ありますが、良かったら作ってみてください(^-^)

それから、今回の誕生日は友達が旦那さんの好きなPizza SLICEでバースデーピザを頼んでくれました!とてもいい1日になって良かったです。

PIZZA SLICE

この下に一気にamazonへのリンク貼ります。スーパーでも売ってるものが多いので、ご参考程度にお使いください!

とても個人的な話で恐縮でした。
また、書く機会があったら書けたらなと思います。